무궁화

韓国ドラマ&韓国映画

【韓国映画】7番房の奇跡(7번방의 선물)

こんにちは👍

今日は韓国映画「7番房の奇跡」について書いていきます。

韓国語で 7번방의 선물(7番部屋の贈り物)

です。

監督:イ・ファンギョン

出演:リュ・スンリョン、パク・シネ、カル・ソウォン

 

この映画本当に泣けます。

泣きすぎて泣きすぎて本当に苦しいぐらい泣けます😭

 

 

あらすじ

知的障害の父親ヨングとしっかり者の娘イェソンは貧乏だけど二人で仲良く平和に暮らしていた。

イェソンが欲しがっていたセーラームーンのランドセル🎒を毎日お店にチェックしに行っていて、買おうとした前日別の親子に先に買われてしまいます。

ヨングが仕事の休憩中…ランドセルを買った女の子が「他にもセーラームーンのランドセル売ってるとこあるよ!ついてきて!」と言うのでヨングはついていってしまいます。

ついたのは店が閉まっていて静かな市場…。

冬の寒い日だったのでヨングは滑って転んでしまい、急いで女の子を追いかけるとなんと女の子が血を流して倒れていました…。

焦って人工呼吸や心臓マッサージをするため服を緩めて、口から息を送っているときにちょうど見知らぬおばさんが通りかかり……。


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この先ネタバレ含みます★

市場で血を流して倒れている女の子と人工呼吸をしているヨングを見たおばさんは何かの事件と勘違いし警察に通報→そのままヨングは警察に連行され「未成年誘拐、わいせつ」等の罪で逮捕されて刑務所に行くことに…。

家ではイェソンが一人で待っているのでとにかく家に帰りたいと暴れるヨング。

しかしその希望は通らず刑務所生活が始まりました。

 

ヨングが入った刑務所の部屋「7房」のメンバーは、はじめはヨングの事を殴る蹴るなどしていじめ、未成年に手を出した最低な悪いやつだと思って接していました。

しかし、ヨングと接しているうちにとても純粋で悪いやつではないことに気づき出します。

ヨングに借りを作った7房のボスはヨングの願いである「イェソンに会う」ことを叶えるためみんなで協力してイェソンを部屋につれてくる作戦を決行します。

聖歌隊として刑務所に歌を披露しに来ていたイェソンを7房につれてきて親子の再会を果たします。

 

はじめはイェソンの事に非協力的だった7房のメンバーも親子の純粋な絆を見て、最終的にはみんな、イェソンをかわいがってくれるようになります。

 

刑務所の課長もヨングの純粋な姿を見て本当に人を殺したのかと疑問を持ち始めます。

そして供述調書を調べたところヨングの知能では書けないような内容が書いてあり冤罪を確信します。

 

ヨングの裁判が近づき、ヨングは7房メンバーの指導のもと裁判での受け答えの練習をはじめました。

しかし、裁判当日…「女の子を殺したか」と質問をされたヨング。

頭の中を巡っていたのは

「娘を同じ目にあわされたくなかったら罪を認めろ」

「お前が認めれば娘は助かる」

などと言う弁護士や警察庁長官(亡くなった女の子の親)の脅しの言葉でした。

 

みんなであんなにたくさん「自分はやっていません。」と言う練習をしていたのに…

ヨングの頭の中は「イェソンを守らなければ」と言う気持ちでいっぱいになっていました。

純粋なヨングは自分がやったと言わないとイェソンがひどい目にあわされると思い「自分が女の子を殺した。だからイェソンのことは助けてください」と嘘の供述をしてしまい死刑が確定されてしまいました😭

 

ヨングの死刑執行の日は12/23。

死刑執行の前になんとかヨングを助けたいと思った7房メンバーは気球を作り、歌の披露のイベントの時にヨングとイェソンの脱出を試みますが残念ながら失敗に終わります。。。

 

12/23イェソンは 7房メンバーからクリスマスプレゼントをもらい、ヨングからはセーラームーンのランドセルをもらいました。

事件のきっかけになってしまったランドセル…😭

その時の7房での最後の食事シーンは、辛いけどイェソンに悟られないようにしようとしている7房のみんなの姿が泣けます。

 

ヨングの死刑執行について、イェソンには「良い所に行く」と伝えられていました。

いつも通り3歩歩いたらふざけた顔をする親子のお決まりポーズで別れましたが…しばらくしてヨングが「助けてください」と泣きながらイェソンの元に戻りました。

イェソンもそんなヨングを見ていつもと違う雰囲気を悟ってしまいました。

ここはめちゃくちゃ泣けて涙が止まりません😭

 

イェソンは刑務所の課長に育ててもらい大人になり弁護士になりました。

映画の最初の方での裁判シーンに戻り、大人になったイェソン(パク・シネ)が当時の事件の弁護をします。

7房メンバー、課長の供述によりヨングは無罪を勝ち取り映画は終わります😭

 

★見どころ★

・7房メンバーの仲間思いなあたたかさ

刑務所内の様子は暗い感じではなくコミカルで面白おかしく描かれています。

 

・ヨングとイェソンの親子の絆

・課長、刑務所職員たちの人間味があるところ

 

・7房メンバーが女の子が何故亡くなったのかを刑務所内で必死に検証するシーン

仲間のためを思い、ヨングから当時の様子を聞き出し何故亡くなったのか検証するシーンは、ランドセルぽい物を背負ってみたり、転んでみたり何度も実践していて面白いし心温まります。

これのおかけで女の子は氷で滑って頭を強打して亡くなったことが判明します。

 

・はじめのほうのイェソンが教会に行くシーン

はじめのシーンではみんな出所しているし、イェソンも大きくなっているので、もう一度はじめから見返したら現在の様子がわかって良いかもと思いました。

ボスは牧師さんになってましたね😊

 

日本語タイトルでは「奇跡」となっているけど、奇跡的なことは起こりません。

韓国語タイトル7번방의 선물(7番部屋の贈り物)のほうがしっくりくるかなと個人的に思います。

贈り物っていうのは、ダンボールに入ったイェソンもそうだし、7房のみんながヨングを助けたい気持ちだとか、逆に7房メンバーがヨングとイェソンの親子愛を見て受けた愛する気持ちだったり、気球もそうだし、最後に裁判で無罪を勝ち取ったことなど、物に限らずたくさんのことをお互いに贈りあっているように感じたからです。

 

うまくかけなかったけどとにかく泣けて泣けて止まらない。

テンポも良く見れる映画なのでとても見てほしい映画です。

悲しくなっちゃう映画ですが…温かさもあり悲しさもあり…という感じですかね。

イェソン役の子役カル・ソウォンちゃんも、ヨング役のリュ・スンリョンも演技がうますぎるし、7房のメンバーも個性的で面白キャラばかりなので!

ぜひおすすめしたい映画です。